第1回:結果じゃない。挑んだかどうかがすべてだ!〜岡本太郎に学ぶ「本当の成功」〜

行動

本当の「成功」って何だろう?

皆さんは「成功」とは何だと思いますか? お金持ちになることでしょうか。誰もが知るような地位や名声を手に入れることでしょうか。

現代社会は、どうしても「結果」がすべてだと言われがちです。コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスが重視され、「無駄なことはしたくない」「失敗して傷つきたくない」と考える人が増えているように感じます。

しかし、そんな時代だからこそ、私たちが忘れがちな「本当の成功」と「今を生きる」意味について、今回は一緒に考えてみたいと思います。以前も紹介したことのある、日本を代表する芸術家であり、圧倒的なエネルギーで時代を駆け抜けた岡本太郎さんの言葉です。

彼の言葉に触れると、私たちが普段どれだけ小さな枠に収まって生きているか、ハッとさせられるはずです。

成功の定義をぶっ壊せ

“人間にとって、成功とは一体なんだろう。結局のところ、自分の夢に向かってどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。夢がたとえ成就しなかったとしても、精いっぱい挑戦した——それで爽やかだ。”

(岡本太郎『自分の中に毒を持て』より引用)

結果が出なければ意味がない。失敗したら笑われる。私たちはどうしてもそう思いがちです。しかし、太郎さんはその常識を根底からぶっ壊してくれます。

「結果がどうあれ、全力で挑んだなら、それで爽やかじゃないか」と言い切るのです。

これは、非常に救われる言葉ではないでしょうか。失敗を恐れて安全な道ばかり選んでいれば、傷つくことはないかもしれません。しかし、自分の心に嘘をついて無難にまとまった人生の最後に、果たして「爽やかだった」と笑えるでしょうか。

私自身、52歳のしがない会社員ですが、最近思い切って新しいことに挑戦しました。最新のAIツールを活用して、自分専用の「日本株高配当銘柄トラッカー」というWebアプリを開発してみたのです。最初は「この歳からプログラミングなんて無謀かな」という迷いもありました。

しかし、今のAIは本当にすごくて指示するだけで結果的にツールが完成しました。画面が動いた瞬間のあの感動は忘れられません。たとえ途中で挫折していたとしても、あの無我夢中でパソコンに向かっていた時間は、間違いなく「爽やか」だったと胸を張って言えます。

全力でぶつかった経験は、決して無駄にはなりません。

過去や未来の言い訳を捨てる

“過去にこだわったり、未来でごまかすなんて根性では、現在をほんとうに生きることはできない。” “過去によって現在があるのではない。逆に現在があって初めて過去があるのだ。”

(岡本太郎『自分の中に毒を持て』より引用)

「あの時もっと頑張っていれば」「昔はもっと輝いていたのに」。

そんな風に過去を美化したり、悔やんだりすることはありませんか?逆に、「いつか時間ができたらやりたい」「定年後になったら本気を出そう」と、未来に期待して今をおろそかにしてしまうこともよくある話です。

しかし、太郎さんに言わせれば、それは「現在をほんとうに生きている」とは言えません。

私たちが直接触れられるのは「今、ここ」だけです。

過去の栄光も失敗も、まだ見ぬ未来の不安も、ただの頭の中の幻影に過ぎません。

「今の連続」が、結果として過去を作っていくのです。

実は私も、以前は「とりあえず定年まで今の会社にいれば安心だろう」と、未来に甘えていました。しかし、「今」動かなければ何も変わらないことに気づき、2029年にFIRE(経済的自立と早期リタイア)を達成し、地元へ移住するという明確な目標を立てて動き出しました。

ブログでの発信や記事の執筆目標も、すべて「今」できる行動の積み重ねです。

過去を言い訳にするのをやめ、未来に逃げるのをやめた時、私たちは初めて「現在」という舞台に立つことができるのです。

今この瞬間、全存在で爆発しろ!

“今この瞬間。まったく無目的で無償で生命力と情熱のありったけ全存在で爆発する。それが全てだ。”

(岡本太郎『自分の中に毒を持て』より引用)

大人になると、どうしても「これをやったら儲かるか」「役に立つか」という損得勘定で動いてしまいがちです。しかし、太郎さんは「無目的で無償で」と語っています。

何かのためではない。誰かに褒められるためでもない。ただ、自分の中から湧き上がってくる情熱のままに、「今」という瞬間に自分のエネルギーを全部ぶつける。

それが「爆発する」ということであり、真の意味で「生きる」ということなのです。

日々の小さな積み重ねも、私にとっては一つの「爆発」です。たとえば、1日1食の生活と、毎日1万歩のウォーキングをもう8年間続けていますが、これも「今、自分の身体と向き合う」という情熱の表れだと感じています。

1日1食にすると、一回の食事はとても貴重になります。ただ、好きなものを食べてお腹が太ればいいということはなくなります。体のために必要なものを食す。栄養素を考え抜いて、一食に全てをかける。

損得ではなく、ただ無心に今を生ききる。

周りの目など気にする暇もないくらい、今この瞬間に自分を使い切る。そのエネルギーこそが、人生を面白くしてくれる最高のスパイスになるはずです。

まとめ

岡本太郎さんの言葉、いかがだったでしょうか。 世間の言う「成功」にとらわれて動けなくなっているなら、まずは「結果」を手放して、「挑むこと」自体を目標にしてみてはいかがでしょうか。

過去の言い訳を捨てて、未来の不安を忘れて、今この瞬間に全力を出してみる。

その先に待っているのは、きっと清々しくて「爽やかな」自分のはずです。

次回は、どうしても周りの目を気にしてしまう人に向けて、岡本太郎流の「自分を貫くプライド」について語ります!どうぞお楽しみに。


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